おもてなしの文化を 世界に広めたい
無形文化遺産に登録され、ヘルシーでファッショナブルな料理として世界中で親しまれている和食。海外に拠点を置き、和食の魅力を発信する日本の飲食企業も増加している。「単に食事を提供するだけでなく、元気になれたり癒されたりする、日本独自の居酒屋という業態を通して、おもてなしの文化を海外に広めたい」。創業以来、そんな志を持って海外進出を推進している企業がある。それが、居酒屋チェーンを中心とした事業を展開する『株式会社KUURAKU
GROUP』だ。
「最初はカナダ。続いてインド、インドネシア、スリランカ、アメリカ。次は中国への出店を計画しています。将来的にはヨーロッパや中東、アフリカにも」と展望を語るのは、『KUURAKU
GROUP』の廣濱成二郎氏。各国で事業の立ち上げに携わり、日本以外の国で多様な人たちと一緒に物事を成し遂げることの難しさと楽しさを身をもって知っている。